去年補助監督としてセンター試験に参加させていただきました。因みに補助監督を任されましたのは外国人からではなくこういう試験に監督経験ゼロからでした。私が知っている外国人の先生が主任監督を任されたことがあります。その時主任監督として試験前の説明等を日本語で受験生のみんなに伝えたらしいです。
日本のセンター試験を学生として経験したことのない私は色んなところに驚きました。
本記事では外国人としての私が興味深いと思ったポイントを紹介します。
受験生の皆は名前で組められます
センター試験のこと何も知らなかった私はそれを受験番号と顔写真のチエックの時に気付きました。同じ名字の受験生が10人以上いたことに気付きとても驚きました。何故名前で組まなければいけないのがよくわかりませんが、その後「田中は他の田中に囲まれ真の力を発揮できる」という冗談が監督の私たちの間に広がりました。
試験を脱落した受験生が試験が終わるまでに教室にいなければいけないこと
入試マニュアルにも書いております。途中で試験を受けることを諦めた受験生が退室が認めませんです。実際、試験が続けられないということを言われると受験生の解答用紙を提出してもらう必要があります。試験を続けたくない可哀想な受験生が問題用紙だけを残され、退室が禁じられ、試験終了まで教室にいなければいけませんです。
理由は勿論一人の受験生退室が他の受験生の迷惑になるかもしれないということです。私からすると本当に試験が続けられない場合にもそれを宣言したらなのとくになりませんから、宣言せずに過ごすか、少し頭を休ませて自分なりのペースで続けるかが一番だと思います。
試験中寝た受験生が何人いました
一人ではなくて本当に何人いました。びっくりしました。全日本がドキドキするセンター試験の時に寝られるものでしょうか?その寝ている受験生に注意してはいけないことに尚更びっくりしました。イビキをかかない限り迷惑行為になりませんからです。
センター試験で寝たら監督たちが寝かせてあげますので、リラックスしすぎないでください。
試験中受験生の何人か靴を脱いで、足を椅子に乗せて座りました
ヨーロッパ等ではマナー違反行為になりますが、日本のセンター試験が違います。靴を脱いで椅子に足を乗せたり、足を組んだりすることが迷惑行為にもなりません。最初見た時にとてもショックでした。試験の日にとても気になりました。皆さん、センター試験監督の中にも外国人がいろかもしれませんので、マナーを守りましょう。
もしそれでも靴を脱いで受験したいだとしたらせめて靴下を揃えてください!
以上が外国人の私からするとセンター試験の興味深いと言うか、びっくりした点でございます。この週末は頑張ってください。