絵本コンテストで受賞した方法

今日、第10回日本の絵本コンクールで奨励賞を受賞したことがわかりました。とてもうれしいです。
初めての絵本コンクールでしたが、審査員の方々が私の原稿を出版物として評価してくださったことをうれしく思っています。このハッピープライスを獲得するには必要なステップ等を、私の経験をもとにお話ししたいと思います。

コンテストについて

原稿を出版するには、3つの方法があります:

  • 出版社に直接送ること
  • 自費出版すること
  • コンテストで出版を勝ち取ること

他のジャンルのことはよく知らないが、紙の本を自費出版するとなると、20万円以上かかります。そしたら、自分で宣伝して売らなければならないということもあります。
出版社の門をたたくというのは、とてもハードル高い選択肢に見えました。出版社は原本であふれているイメージがあります。それに、新人の作家よりも、すでに名前が知られている作家の方が、出版する側としては安心です。私はこの戦いに参加できるほどタフではないです。
そんな中で、コンテストというのは合理的な見えだと思います。厳密な条件があり、それによって明確に結果(どんな結果でも)を得ることが約束されいます。プラスですね。また、締め切りがあるので、それに向かって努力するのはとてもわかりやすくて進めやすかったです。それもプラスです。たとえ受賞できなくても、研究活動として参加したことを宣伝できます。完璧ではありませんか?

コンテストの選択

日本には、いくつかのコンテストがあり、その中から選ぶことができます。年に2回開催されるもの、年に1回開催されるもの、そして「原稿だけ」のコンテストもいろいろあります。
私は最初、大阪の児童文学研究所が主催する年1回のコンテストを選びました。審査員もこの研究室のメンバーでしたので、コメントを頂きたかったです。

ところが、書いているうちに、長さの規則があることがわかり、それを満たせなかった。私の原稿はまとめられていたページ数の半分でした。それでも希望を捨てず、みらい出版の年2回開催されるコンテストに切り替えました。

ありがたいことに、このコンテストには長さ等条件がなく、順調に執筆を進めることができました。また、出版契約前に何ページか追加するように言われるかもしれませんが、出版したいモチベーションは高いので、良い本を作れるなら何でもやりますよ。
私が検討した他のコンテストは以下の通りです:

ご覧の通り、多くのコンテストは既出版の本が条件なので、後回しにしました。

執筆のコツ

既にストーリーのアイデアと、いくつかのイメージが浮かんでいるとしたら、次は何をすればいいのでしょうか?執筆を進めるには、次の項目を検討する必要があります:

  • 対象年齢
  • 読書状況
  • 込めたいメッセージ

対象年齢

対象読者の年齢によって話の進め方・書き方を変える必要があります。このブログでも、一番小さい読者向けの絵本について記事を書いた記憶があります。0歳児向けの絵本と2歳児向けの絵本は、間違いなく違う作品になるでしょう。

読書状況

実際に人がどのように読むかを想像してみるのもいいかもしれません。言葉の面では、フォントや色を変えて、ナレーションの中で強調するところとトーンダウンするところを考えてみるといいかもしれません。絵本は声に出して読むものなので、親御さんが文章についていけるかどうか確認しましょう。
絵の面では、子どもが絵を指差したり、コメントしたりする姿をイメージするといいかもしれません。このように視覚化することで、絵本を書きすすめるには適切な方法を選択することができます。

込めたいメッセージ

すべての児童文学は、教育的価値と娯楽的価値を持っています。多くの新人作者が、そのどちらかに焦点を当て、もう一方を見失っています。自分の好きな絵本とその絵本を好きになった理由を思い出してみてください。
どの絵本にも込めたメッセージがありますから、わかりやすく、楽しく、自分のメッセージを伝えてください。

最後に

因みに絵本の原本を日本語で書きました。友達に見てもらったり、翻訳ソフトを使ったり、色んなツール・手段を活用しました。日本語が綺麗ではなくてもメッセージが読者がわかるように書きました。これから編集者と打ち合わせが予定しれいます。出版、絵本作成の相談の他、日本語のチエックも頂く予定あります。

頑張ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です