切り絵と絵本

最近、絵本の絵はどのように作られているのだろうと考えることがあります。確かに人が描いている。でも、その絵でどうやってあんなにまとまった物語を作るのだろう?

絵の作り方として最もオーソドックスなのは、手で絵を描くことです。しかし、絵本の絵は、さまざまな道具を使って作られている。

  • ハンドドローイング
  • デジタルアート
  • 写真など

また、折り紙のフラッディングや切り絵など、日本の伝統工芸を活用した絵本もあります。切り絵は、7世紀にまでさかのぼる日本古来の技法です。宗教的な装飾品に使われ、次第に和紙の装飾品に移行していきました。

切り絵は、文字通り紙から切り出された無地の線と、様々な背景のオプションとのコントラストで遊ぶ。切り絵の背景は、全体がフレキシブルなのです。背景の一部に色をつける-時にはランダムに-こともできるし、柄のある背景に対して絵を配置することもできるし、無地の背景を使うこともできる。

多くの切り絵作家が、ハサミやカッターを駆使して見事な作品を生み出しています。私自身、切り絵の体験を通じて、絵の可能性に気づかされました。

切り絵体験して学んだこと

さて、先日作った切り絵は、長野在住のアーティスト、柳澤恭子さんのデザインです。彼女は、切り絵に関する本を何冊も著しています。その中でも私のお気に入りは、日本の伝統的な生活様式を切り絵で表現したものです。

私の個人的な経験では、切り絵は簡略化されたものです。デザインは私が作ったのではなく、柳沢京子さんが作ったテンプレートを使用しただけです。その過程を簡単に記録しておきます。

切り絵体験

実は、これは正しい切り絵のやり方ではありません。ナイフで一本一本、ていねいに切るのが正しいやり方なんです。絵を描くように、ペーパーナイフで。手持ちのハサミでは切れ味が悪く、小さなものを切り取ることができなかったので、少しアドリブでやってみました。

子供の頃、紙を折って小さく切り抜き、広げて模様を楽しむということをよくやっていました。普段はその手法で雪の結晶を作っていました。それを “切り絵 “でやってみたんです。切り絵の第一人者からは、「斬新すぎる」と批判されるかもしれない。しかし、私は全力で取り組み、この結果を気に入っています。

絵本の中の切り絵

絵本で「きりえ」を使うには、本の中のすべての絵をカットする必要はない。切り絵は、色、素材、形の対比が基本です。絵本では、作家はコントラストの作り方をいくつか拝借することができる。土田義晴の『だっこだっこ』という絵本を見てみよう。

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